珈琲紀行 1-1 トロムセ (2000年11月)

11月27日には太陽はすっかりとその姿を地平線の彼方に
隠し、これから2ヶ月間は昼間でも太陽の無い日が続く、、。


ノルウエー北部の町トロムセは北緯69度67分にあり北のパリとも呼ばれる洗練された美しい町です。その大部分はトロムセ島にあります。

近くを通るフロリダ海流のお蔭で、冬でもとても穏やかな気候に恵まれており、 その上オーロラの出現率の高いポイントとしても知られ近年は訪れる人の数も増えつつあるという。

オーロラの神秘性は、天上の凍れる音楽のようにさえ感じられ、現れては消え、形を変えては又現れる様を目の当たりにすれば、心震える想いさえします。

トロムセの町の中心部は500メートル四方くらいで、メインストリートのStorgataには洒落たお店や レストラン、
ツーリスト・インフォメーションが所狭しと立ち並んでおり、又世界最北の大学もある ため若い人達がここに憧れ
て住み着き、毎年人口が膨らんで行くのも分る気がします。

ノルウェーは日本と同じに捕鯨国なので、この通りにもおいしい鯨肉をメインメニューにしている レストランがあり、
懐かしい思いが致しました。

Storgata通りの中程に、可愛いおもちゃのような建物でキャンディーなどを売っている
お店SweetHeartがあります。 その横を入っていくと、焙煎したコーヒー豆や器具類、
キャンドルなど、数え切れない程の目を楽しませるような関連商品を扱うお店 Tarasが
正面に見えてきます。

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